@TOVAS

連載コラム

歴史が物語る 企業の発展を支えた足跡 NO.1

歴史が物語る

企業の発展を支えた足跡

 昨年、創業100周年を迎えたコクヨS&Tの原点は、創業者の黒田善太郎氏が和式帳簿の表紙店を大阪に開業したことが始まりです。
 「表紙店」とは、当時商店で一般的に使用されていた表紙製造だけを問屋から請け負うという、いわば下請業の仕事です。当時、表紙製造は帳簿全体の印象を左右する重要なパーツであるにも関わらず、わずかな利益しか生みませんでしたが、創業者の「人の役に立つことをしていれば、必ず受け入れられる」という信念をもって事業に打ち込んでいたのです。

写真11.jpg
             創業者の黒田善太郎氏
 
 しかし、3年目に帳簿本体と表紙の一貫生産の体制を整備したことで、下請業から製造元へと躍進を遂げることとなります。さらに、1913年(大正2年)の企業の課税基準算定方式が大幅帳式から複写簿記に変わったとで、市場経済の活性化を予見して「西洋式汎用伝票」を発売したのです。この発売をきっかけに、伝票や仕切書をはじめ、複写簿や便せんなどにも着手し、製造メーカとしてブランディングを高めていったのです。
創業当初の信念は変わることなく、「お客さまの感性を刺激し、能率を高め、心を和ませるものを提供する」という、現在のブランドメッセージに引き継がれています。

写真2.jpg
複式簿記の普及とともに登場した洋式帳簿。最初は欧州の書籍製本技術を導入して製造されていた

コクヨS&T100年物語

UP

Copyright 2008 KOKUYO S&T Co.,Ltd. All rights reserved.