では何故、旧来から(正式な)見積もりや(正式な)発注書、また請求書は、主に電話や口頭ではなく、紙ベースの書面でとりおこなわれてきたのか?
もう当たり前の話になっていると思いますが、「紙で渡す」という行為は
「物理的に存在する原本を渡す」
ことができるからである。
紙には紙の良さがあります。
印鑑や個々人の筆跡等による本人性(なりすまし防止)や複製の難しさによる非改ざん性
また、日付の記載、経年変化による過去の物的存在性の確認、などなど。
これらは一見、デジタルのネットワーク化においてはひじょうに曖昧な要素にも思えるが、
「人」が扱う以上、ごく自然にある価値で、それらにより社会が支えられてきた重要な要素である。
そういう要素(感覚)に支えられた社会で生活してきた「人」に、広く普及した「電子メール」に対して、当然のごとく我々は同じ感覚で接してしまっている。
よく我々が使っている言葉にそれが表れていると思います。
<まだ続きます>


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