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テストシステム「DHP」の利用者評価(1)

このDHPシステムは、まず2008年8月~9月の約2か月間、総チーム数43(社内27、社外16)、参加メンバー194名
(社内151名、社外43名)で業務内でのテスト利用を行いました。

結論から言いますと、32チーム・74%がコンセプトに共感(こういう考え方や見方は必要だと思う、役立つ)して頂けたものの、
継続利用希望は9チーム・20%(この状態のままで利用を続けたい)、更に不具合等の改修後に有償利用(1000円前後/人)を
検討しても良いと言って頂けたチームは5チーム・11%でした。(ちなみにこの5チームは全て社外ユーザー)
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以下、特に活用頂けた方々のコメントです。

(海外投資会社・代表取締役)
【課題・背景】
■複雑で変化が激しい業務の状況把握・手順選択・実行は個別担当者に依存してしまい、非常に非効率・危険性が高い。

  -時事情報を見ながら顧客別に商材・手法を組合わせて提案/運用、状況把握をし続けなくてはならない。

  -各国海外スタッフや他部署と連携し、一人が複数案件を平行して行わなくてはならない事が常態化している。

  -これら「ナレッジ・スキルワーク」は電話やメール、web会議でのコミュニケーションだけでは限界があり、
   「明確なタスク別のコミュニケーション」「セキュリティ」「リアルタイム性」「マルチスレッド」「状況分析」が可能となる
   ツールが必要だと思っている。

【DHPへのコメント】
・必要要件は満たせていると思う。が、感覚的に各機能のバランスは×。単に「全部詰込んだ幕の内弁当」の様だ。

・業務を進めてゆく上では、コミュニケーションと「ワークリスト(TO DO)設計・全体俯瞰」の関係が非常に重要だ、
 と言う事がメンバーに訴求できる点はとても効果がある。

・離れた場所のメンバーや別チームの文脈情報・プレゼンスが可視化される事は意外と楽しく、新たなアイディアや
 実行・アクションを生み出し易いと言える。

・チャット形式のコミュニケーションは冗長的になってしまい、ログとして遡るには不便。サマリや重要度別の見方が欲しい。

・分析画面はとても面白いが、「だから?」と言う気もする。「何を可視化するか」を事前に設定する必要がある。

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(Saas系サービスベンダー・新規企画開発部長)
【課題・背景】
■スピーディーな新企画実現は、パートナーとの無駄の無いテーマ/課題共有と実務コミュニケーションにかかっている。

  -ビジネス的な課題とシステム的な課題を明確に区別した状態で、双方を昼夜問わず徹底的に議論する必要がある。

  -但し、それぞれの課題は常に整然と優先順位含め見える化され、全員が知っておく必要がある。

  -他チームのテーマや課題・状況や、他システム機能別に、成功/失敗/経験則の共有が非常に重要である。

【DHPへのコメント】
・当然、リアルで徹底的に打合せを行う事がメイン。が、パートナー含め全員が常にタイミングよく集まるのは現実的に困難。
 結局、電子メールやチャット、掲示板、ファイルと言った「点の情報」でやり取りし、個別作業・進捗把握することになり
 そこに煩雑さを感じている。DHPの様な「情報とプロセスのMash up」を目指したツールの必要性がよく判った。

・「文脈情報」の意味も、「個々人で活用する意識・メリット」が感じられるようになれば生きてくると思う。

・しかし、使う側の「その業務目的の把握・手段と情報の整理スキル」に依存してしまい、多くの情報が蓄積されてくると
 渾然一体となってしまう点は否めない。

・「大量の情報」を「特定の目的」に合わせて整然と整理・運用・活用してゆける仕組みを目指し、もっと考えて欲しい。

・分析機能は面白いが、どう活用すべきか判らない。進捗管理+Know Who?リスク管理?
 明確な目的機能の充実/絞込みが必要。

(次回につづく)