仕入先への注文書、指定請求書の80%を電子化、コストを1/3に削減。モチベーションの高い「若手」主導で改善プロジェクトを推進。
「より良い空間創造を通じて豊かな社会と生活の実現に貢献する」を経営理念に掲げ、空間づくりのプロフェッショナルとして顧客の課題解決を支える株式会社丹青社(以下、丹青社)。毎月1,000社の仕入先へ帳票を郵送していたが、作業日には担当者5名がかかりきりになり、専用紙の作成や管理にコストがかかるといった課題を抱えていた。そんな中、全社的な業務改善プロジェクトが発足。モチベーションの高い若手社員が推進役となり、郵送業務の電子化と自動化に着手し、対象となる仕入先のうち80%もの移行に成功。これに伴い、送付にかかるコストも1/3にまで削減したという。今後は帳票にタイムスタンプを付与するクラウドサービスを活用し、電子化の対象となる仕入先をさらに広げていく計画だ。
概要
- 導入の背景 毎月1,000社へ指定請求書などを郵送 5名がかかりきりになる業務量が課題に
- 導入の経緯 重視したのは「ハードルの低さ」 シンプルでもきちんとしたサービス
- 導入の効果 対象となる取引先の80%が電子に移行 帳票の送付コストも1/3にまで削減
- 成功要因 相手先への明確なメリット、「当事者」による推進と徹底したコミュニケーション
お客様プロフィール
株式会社丹青社
設 立:1959年12月25日
資本金:40億2,675万円
社員数:約1,071名(連結)
空間創造のプロフェッショナルとして、商業空間、文化空間、パブリック空間などの設計から施工、竣工後のサポートまで総合的なソリューションを提供。集う人に感動や安らぎをもたらす「こころを動かす空間」づくりを通じて、顧客の事業の成功・発展に寄与している。