株式会社大水(以下大水)は、水産物の卸として、京阪神の中央卸売市場に6支社、7拠点を展開している。取引先は個人の漁業者から大手食品メーカー、輸入商社まで多岐にわたり、切れ目なく供給される季節ごとの魚介類や水産加工品を安定して市民の台所に届ける重要な役割を担っている。
年間を通じて休めない、止められないビジネスを支えているのは、納品伝票や仕切書、送金案内書等の多種多様な帳票である。これらは取引に欠かすことのできない書類だが、同時に大量の紙とそれに伴なう手作業、システム運用の負担が課題となっていた。業務の負担の軽減と、取引先へのサービス向上を同時に実現するために同社が採用したのは「クラウドFAX」だった。業界の「常識」にとらわれない取り組みについて、お話を伺った。
株式会社大水
設 立:1939年4月7日
従業員数(連結):426人(2016年3月末現在)
農林水産大臣の許可を得て水産物の卸売の業務を行う大水は、せり等により迅速かつ公正に価格を決定し、仲卸業者や売買参加者に商品を引き渡します。安定した量と価格の商品が常に家庭に届けられるように、適正な取引によって需給のバランスを保つ大切な使命を果たしています。
[URL] http://www.daisui.co.jp/