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@Tovasとは?コクヨのクラウド帳票配信サービスを解説【2026年最新版】

@Tovasとは?コクヨのクラウド帳票配信サービスを解説【2026年最新版】

公開日:2026年6月10日 更新日:2026年6月23日

この記事をまとめると@Tovas(アットトバス)とは、コクヨ株式会社が提供する、帳票を「電子ファイル」「FAX」「郵送」で送受信できる電子帳票配信・受信サービスです。
・請求書・納品書・注文書などの帳票データをアップロードするだけで、配信作業を自動化できる
・取引先ごとにWeb・メール・FAX・郵送を使い分けられ、紙運用を残したまま導入できる
・2025年5月からは帳票を「受け取る」機能も加わり、送信と受信の両方に対応している
この記事では、@Tovasの導入を検討する経理・総務・DX推進担当者の方に向けて、サービスの定義・機能・特徴を公式情報をもとに整理して解説します。

@Tovasとは|サービスの定義と提供会社


@Tovas(アットトバス)とは、コクヨ株式会社が提供する、請求書や納品書、注文書などの帳票を「電子ファイル」「FAX」「郵送」で届けられる電子帳票配信・受信サービスです。
毎月発生していた手作業での郵送やFAX業務を効率化し、コスト削減を実現することを目的としたサービスです。利用中のシステムと柔軟に連携でき、コクヨによるセキュアな環境と専任のサポート体制が用意されています(出典:コクヨ株式会社「@Tovasとは」)
@Tovasが扱う帳票は、請求書だけにとどまりません。経理系・購買系・営業系・物流系・品質管理系まで、各部門で使われる多様な帳票に対応しています。

区分 対応する代表的な帳票
経理系 請求書、納品書、支払通知書、残高通知書
購買系 注文書、発注書、検収書
営業系 出荷案内書、注文請書、納期回答書、各種案内
物流系 出荷指示書
品質管理系 品質証明書、検査成績書

提供会社はコクヨ株式会社です。コクヨは初めてオリジナルの帳簿・伝票を販売してから100年以上にわたり、企業の帳票業務と向き合ってきました。@Tovasは、その経験を背景に2004年7月に帳票配信クラウドとして誕生したサービスです(出典:コクヨ株式会社「@Tovasとは」)

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@Tovasでできること|5つの送信機能


@Tovasは、取引先のニーズに合わせた複数の送信手段を備えています。FAX・ファイル送信・郵送など、相手に応じた配信手段をこれまでどおり利用できる点が特徴です(出典:コクヨ株式会社「@Tovasとは」)

機能 主な内容
FAX送信 FAXサーバや専用回線が不要で、クラウド型のFAX基盤を構築できる
ファイル送信 誤送信のリスクを抑えた、セキュアなファイル送信
請求書発行代行(郵送機能) 印刷から封入、郵送までの一連の作業を代行
私書箱 特定の相手先に用意した私書箱にメール感覚でファイルを送信
往復便 送信と同時に返信用Webサイトが生成され、返信の回収・管理ができる

FAXも郵送も「クラウドに預ける」発想

@Tovasの送信機能に共通するのは、自社で設備や手作業を抱え込まず、配信プロセスをクラウドに預けるという考え方です。FAX送信ではFAXサーバや専用回線が不要になり、郵送機能では印刷・封入・投函といった作業を代行できます。

取引先に合わせて送信手段を選べる

電子で受け取りたい取引先、FAXを使い続ける取引先、紙を希望する取引先が混在していても、@Tovasなら相手ごとに送信手段を使い分けられます。紙運用を一度にやめる必要がないため、無理のない移行が可能です。

@Tovasの「受け取る」機能


@Tovasはもともと帳票を「送る」サービスでしたが、2025年に「受け取る」機能が追加されました。
コクヨ株式会社は2025年4月2日のニュースリリースで、@Tovasに帳票を「受け取る」機能を追加し、2025年5月13日から順次提供を開始すると発表しました(出典:コクヨ株式会社ニュースリリース「電子帳票配信システム『@Tovas』に帳票の受け取り機能が追加」2025年4月2日)
この機能により、明細書・納品書などのあらゆる帳票を「電子ファイル(Web・メール)」「FAX」「郵送」で受け取れるようになりました。@Tovasは帳票の送信と受信の両方を兼ね備えたサービスへと拡張されています。
さらに、帳票を受け取った後に発生するデータ入力作業のアウトソーシングにも対応します。自社システムやAI-OCRとの連携、データ投入、BPOによる作業代行などを通じて、「帳票を受け取る方法が煩雑」「受け取った後の手入力に時間がかかる」といった課題の解決を支援します(出典:同ニュースリリース)

@Tovasの2つの提供形態と連携オプション

@Tovasには、宛先マスタ情報の管理方法が異なる2つの提供形態があります。

提供形態 宛先マスタ情報の保有場所 特徴
@Tovas 自社の基幹システム 基幹システムに宛先情報を保有し運用できる
@Tovas Master+ クラウド上 基幹システムの改修が不要で、導入の手間を抑えられる

@Tovas Master+は、宛先マスタ情報をクラウド上で保有できる形態です。基幹システムに宛先情報を保有するための改修が不要になるため、コストも時間もかけずに導入できます(出典:コクヨ株式会社「@Tovasとは」)
また、連携オプションとして「Repotovas(レポトバス)」があります。これは、請求書や見積書、納品書などの帳票を、あらかじめ設定した宛先へクリックひとつで自動配信できる、kintoneとの連携ツールです(出典:コクヨ株式会社「@Tovasとは」)

@Tovasが選ばれる背景

@Tovasのようなクラウド帳票配信サービスが求められる背景には、コスト・法対応・セキュリティの3つの観点があります。

郵送コストの上昇

帳票を紙で送る業務には、印刷費・用紙代・郵送費がかかります。郵便料金は2024年10月に改定され、定形郵便物(50g以下)の上限料金は84円・94円から一律110円へ引き上げられました(出典:日本郵便「郵便料金の改定について」2024年6月13日)。送付件数が多い企業ほど、紙運用のコスト負担は重くなっています。

電子帳簿保存法への対応

電子帳簿保存法では、電子的に授受した取引データは電子のまま保存することが原則とされています(出典:国税庁「電子帳簿等保存制度特設サイト」)。請求書や納品書をデータでやり取りする企業にとって、配信から保存までを扱える仕組みの必要性が高まっています。

セキュアな通信環境

@Tovasの全データの通信は、SSL(通信を暗号化する仕組み)によって暗号化されており、ウイルスチェックも実施されています。インターネット回線を活用しながら、セキュアな送受信環境が用意されています(出典:コクヨ株式会社ニュースリリース2025年4月2日)
なお、コクヨは2025年からの第4次中期経営計画「Unite for Growth 2027」のなかで、既存事業とシナジーを生むイノベーションへの挑戦として、BPO領域での事業化を進めています(出典:同ニュースリリース)。@Tovasの「受け取る」機能や入力業務のアウトソーシングは、この方針に沿った拡張といえます。

@Tovasの導入を検討するときの考え方

@Tovasの導入を検討する際は、次の3点を整理しておくと、自社に合うかを判断しやすくなります。
第一に、対象とする業務範囲です。帳票を「送る」業務だけを効率化したいのか、「受け取る」業務まで含めて見直したいのかで、活用する機能が変わります。
第二に、取引先の受け取り方法です。電子・FAX・郵送のどの手段がどれくらいの割合かを把握しておくと、必要な機能を見極めやすくなります。
第三に、既存システムとの関係です。基幹システムとの連携を希望される場合でも、@Tovasは柔軟な連携が可能です。連携を行いたい場合は、「どのようなデータ形式で、どこまで自動化したいか」の要件を事前に洗い出しておくと、スムーズな導入へと繋がります。
@Tovasの機能や料金、導入事例の詳細は、コクヨの公式サイトで確認できます。資料のダウンロードや個別相談も公式サイトから申し込めます(出典:コクヨ株式会社「@Tovas」公式サイト)

まとめ|帳票業務の「送る・受け取る」を1つの基盤に

@Tovas(アットトバス)とは、コクヨ株式会社が提供する、帳票を「電子ファイル」「FAX」「郵送」で送受信できるクラウド帳票配信サービスです。請求書・納品書・注文書をはじめ、各部門の多様な帳票に対応しています。
FAX送信・ファイル送信・郵送代行・私書箱・往復便といった送信機能に加え、2025年5月からは帳票を「受け取る」機能も加わり、送信と受信の両方を1つの基盤で扱えるようになりました。基幹システムと柔軟に連携ができるため、自社の運用に合わせたご提案が可能です。
導入を検討する際は、対象業務の範囲・取引先の受け取り方法・既存システムとの関係を整理することが第一歩です。詳細はコクヨの公式サイトで確認してみてください。

\ 紙もFAXも効率化 /


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よくある質問(FAQ)

Q1. @Tovasとは何ですか?

コクヨ株式会社が提供する、請求書や納品書、注文書などの帳票を「電子ファイル」「FAX」「郵送」で送受信できる電子帳票配信・受信サービスです。読み方は「アットトバス」です。

Q2. @Tovasの提供会社はどこですか?

コクヨ株式会社です。コクヨは100年以上にわたり帳簿・伝票の製造・販売を行ってきた経験を背景に、2004年7月に@Tovasを帳票配信クラウドとして提供開始しました。

Q3. @Tovasの正しい表記はどれですか?

正式な表記は「@Tovas(アットトバス)」です。AttoBas、AttoBusなどの表記は誤りです。

Q4. @Tovasではどんなことができますか?

FAX送信、ファイル送信、請求書発行代行(郵送機能)、私書箱、往復便といった送信機能を備えています。2025年5月からは帳票を「受け取る」機能も加わりました。

Q5. @TovasはFAXにも対応していますか?

対応しています。@TovasのFAX送信機能は、FAXサーバや専用回線を用意せずにクラウド型のFAX基盤を構築できる仕組みです。

Q6. @Tovasと@Tovas Master+の違いは何ですか?

宛先マスタ情報の保有場所が異なります。@Tovasは自社の基幹システムに、@Tovas Master+はクラウド上に宛先情報を保有します。Master+は基幹システムの改修が不要で導入しやすい点が特徴です。

Q7. @Tovasは帳票を受け取ることもできますか?

できます。2025年5月13日から順次提供が開始された「受け取る」機能により、明細書・納品書などの帳票を「電子ファイル(Web・メール)」「FAX」「郵送」で受け取れます。

Q8. @Tovasのセキュリティはどうなっていますか?

@Tovasの全データの通信はSSLによって暗号化されており、ウイルスチェックも実施されています。コクヨによるセキュアな送受信環境が用意されています。

Q9. @Tovasの料金や導入事例はどこで確認できますか?

コクヨ株式会社の@Tovas公式サイト(https://www.attovas.com/)で確認できます。資料のダウンロードや個別相談も公式サイトから申し込めます。

参考文献

・コクヨ株式会社「@Tovasとは」 https://www.attovas.com/about/
・コクヨ株式会社「@Tovas(アットトバス)」公式サイト https://www.attovas.com/
・コクヨ株式会社ニュースリリース「電子帳票配信システム『@Tovas』に帳票の受け取り機能が追加」(2025年4月2日) https://www.kokuyo.com/news/release/20250402cs1/
・国税庁「電子帳簿等保存制度特設サイト」 https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/tokusetsu/index.htm
・日本郵便株式会社「郵便料金の改定について」(2024年6月13日) https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2024/00_honsha/0613_01.html

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