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帳票とは?意味・種類・帳簿や書類との違いをわかりやすく解説【2026年最新版】

帳票とは?意味・種類・帳簿や書類との違いをわかりやすく解説【2026年最新版】

公開日:2026年6月10日 更新日:2026年6月10日

帳票とは、企業活動のなかで業務上発生する、取引や記録のための定型的な書類の総称です。
・請求書・納品書・見積書・伝票・帳簿などを幅広く含む、ビジネス文書のまとまった呼び方
・「帳簿」は継続的な記録の台帳、「帳票」はそれを含むより広い概念という関係にある
・件数が多く管理負荷が高いため、近年は帳票の電子化が進んでいる
この記事では経理・総務担当者やビジネス文書の基礎を確認したい方に向けて、帳票の意味と種類、帳簿・書類との違いをわかりやすく解説します。

帳票とは|意味と基本的な定義


帳票とは、企業活動のなかで業務上発生する、取引や記録のための定型的な書類の総称です。
「帳票」という言葉は、「帳簿」と「伝票」を合わせた呼び方が語源とされ、現在では取引や業務に関わる定型書類を幅広く指す言葉として使われています。請求書や納品書のように外部とやり取りする書類も、社内の管理資料も、決まった様式で繰り返し作成されるものは帳票に含まれます。
帳票に共通する特徴は、次の3点です。
・決まった様式(フォーマット)がある
・業務のなかで繰り返し発生する
・取引や業務の証跡・記録として使われる
つまり帳票は、「企業の業務を記録し、証明するための定型書類」と整理できます。

帳票の主な種類


帳票は、使われる場面によって大きく3つに分類できます。

分類 代表的な帳票 主な役割
取引で発行・受領する帳票 請求書、納品書、見積書、注文書、領収書 取引内容の通知・証明
社内業務で使う帳票 給与明細書、各種申請書、報告書 社内手続き・情報共有
記録・集計のための帳票 仕訳帳、総勘定元帳、現金出納帳 取引の継続的な記録

このうち、取引先とやり取りする請求書や納品書は、件数が多く送付の手間もかかるため、業務効率化の対象になりやすい帳票です。

国税関係の帳票には保存義務がある

請求書・領収書・帳簿などのうち、税務に関わるものは「国税関係帳簿書類」として保存が義務付けられています。電子帳簿保存法では、税務に関わる記録(国税関係帳簿書類)を「帳簿」と「書類」に区分して保存ルールを定めています(出典:国税庁「電子帳簿等保存制度特設サイト」)。帳票を扱う際は、保存義務の有無を意識することが重要です。

帳票と「帳簿」「書類」の違い

帳票と混同されやすい言葉に「帳簿」と「書類」があります。それぞれの関係を整理します。

用語 意味
帳票 業務で発生する定型書類の総称(広い概念) 請求書、納品書、伝票、帳簿など
帳簿 取引を継続的に記録する台帳 仕訳帳、総勘定元帳、現金出納帳
書類 内容を文書化したもの全般(最も広い言葉) 帳票、契約書、議事録、企画書など

帳票と帳簿の違い

帳簿とは、日々の取引を継続的に記録していく台帳のことです。
帳簿は「記録を積み重ねていくもの」であるのに対し、帳票は「個別の取引や業務ごとに作成される定型書類」を広く指します。帳簿は帳票の一部に含まれる、という関係で理解するとわかりやすいでしょう。

帳票と書類の違い

「書類」は、文書化されたものすべてを指す最も広い言葉です。契約書や議事録のように、定型様式ではない一回限りの文書も書類に含まれます。帳票は、そのなかでも「定型的で繰り返し発生するもの」に絞られた呼び方といえます。

帳票の英語表現

帳票に完全に一致する英単語は1つではなく、文脈に応じて使い分けられます。

日本語 主な英語表現 使われる場面
帳票(定型書類全般) form / business form 様式・フォームを指すとき
帳票(報告・出力書類) report システムが出力する帳票
伝票 slip / voucher 取引単位の証票
帳簿 book / ledger / account book 会計記録の台帳

システム分野では、データを決まった様式で出力したものを「帳票(report)」と呼ぶことが多く、「帳票出力」は英語で report output などと表現されます。

帳票管理の重要性とよくある課題


帳票は業務の証跡となるため、適切な管理が欠かせません。しかし、紙を中心とした帳票管理には、いくつかの課題がつきまといます。
第一に、保管スペースの問題です。帳票は法令で保存期間が定められているものが多く、紙のまま保管すると年々スペースを圧迫します。
第二に、検索性の低さです。紙の帳票は、必要なときに探し出すのに時間がかかります。問い合わせや監査の対応で、過去の帳票を探す手間は大きな負担になります。
第三に、属人化です。「どの帳票がどこにあるか」が特定の担当者の記憶に依存していると、その人が不在のときに業務が滞ります。
これらの課題は、帳票の発行・送付・保管を見直すことで改善できます。

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帳票の電子化という選択肢


帳票管理の課題を解決する手段として、帳票の電子化が広がっています。帳票の電子化とは、帳票を紙からデジタルデータへ移行し、発行・送付・保管の流れを電子的に行う取り組みです。
電子化により、保管スペースの削減、検索性の向上、送付業務の効率化といった効果が期待できます。一方で、取引先が紙での受け取りを希望するケースもあり、電子と紙を併用しながら段階的に進めることが現実的です。
帳票の送付方法を取引先ごとに使い分けられるサービスもあります。コクヨが提供するクラウド帳票配信サービス「@Tovas(アットトバス)」は、Web配信・メール・FAX・郵送代行といった複数の送付方法に対応しており、紙の取引先を残したまま帳票電子化を進められます(出典:コクヨ株式会社「@Tovas」公式サイト)
帳票電子化の進め方は、関連記事「帳票電子化とは?メリット・進め方・法対応」で詳しく解説しています。

まとめ

帳票とは、企業活動のなかで業務上発生する、取引や記録のための定型的な書類の総称です。請求書や納品書のような取引書類から、帳簿のような記録の台帳まで、幅広い書類を含みます。
「帳簿」は継続的な記録の台帳、「書類」は文書全般を指す最も広い言葉であり、帳票はその中間に位置する概念です。帳票は件数が多く管理負荷も高いため、近年は電子化によって効率化を図る企業が増えています。
自社が扱う帳票の種類と量を一度棚卸しし、管理方法を見直すところから始めてみてください。

\ 電子化で効率化 /


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よくある質問(FAQ)

Q1. 帳票とは何ですか?

企業活動のなかで業務上発生する、取引や記録のための定型的な書類の総称です。請求書、納品書、見積書、伝票、帳簿などを幅広く含みます。

Q2. 帳票と帳簿の違いは何ですか?

帳簿は日々の取引を継続的に記録する台帳(仕訳帳・総勘定元帳など)を指します。帳票はそれを含むより広い概念で、個別の取引ごとに作成される定型書類全般を指します。

Q3. 帳票と書類の違いは何ですか?

書類は文書化されたものすべてを指す最も広い言葉です。帳票は、そのなかでも定型的で繰り返し発生するものに絞った呼び方です。

Q4. 帳票にはどのような種類がありますか?

請求書・納品書・見積書・注文書・領収書などの取引書類、給与明細書・申請書などの社内書類、仕訳帳・総勘定元帳などの記録用帳簿に大きく分けられます。

Q5. 帳票は英語で何といいますか?

文脈により異なり、様式を指すなら form、システムの出力書類なら report、取引の証票なら slip / voucher が使われます。

Q6. 帳票には保存義務がありますか?

請求書や領収書、帳簿など税務に関わる帳票は「国税関係帳簿書類」として保存が義務付けられています。電子帳簿保存法で保存ルールが定められています。

Q7. 帳票管理にはどのような課題がありますか?

紙での保管スペースの圧迫、必要な帳票を探す検索性の低さ、保管場所が担当者依存になる属人化などが代表的な課題です。

Q8. 帳票の電子化とは何ですか?

帳票を紙からデジタルデータへ移行し、発行・送付・保管の流れを電子的に行う取り組みです。保管スペース削減や検索性向上、送付業務の効率化が期待できます。

参考文献

・国税庁「電子帳簿等保存制度特設サイト」 https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/tokusetsu/index.htm
・コクヨ株式会社「@Tovas(アットトバス)」公式サイト https://www.attovas.com/

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